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見立番付

         

 今回は、見立番付を幾つか紹介する。江戸から昭和初期にかけて、相撲番付の体裁に倣って生活雑事に関する番付が盛んに作られた。現在でいう何でもランキングである。人形浄瑠璃三業や義太夫でも多彩なものが残っている。



      

三都太夫三味線人形見競鑑

天保十一年 版元不明 218 x 162 mm

            

        

三ケ之津太夫三味線人形大見立

弘化三年 塩屋?版 452 x 335 mm

              

              

大阪浄瑠璃三弦木偶遣見合

明治二十五年 玉置清七版 514 x 376 mm 奉書紙

              

       

三府義太夫競

明治大見立改正新版 明治二十九?年 片田長次郎 355 x 235 mm

         

              

大日本浄瑠璃太夫三味線人気見立鑑

大正二年 杉岡文楽堂 396 x 544 mm 洋紙

              

      

日本因会太夫三味線顔付

昭和三年 井上南光堂 444 x 671 mm 洋紙

                          


参考資料: 

三世竹本越路太夫寄贈品目録 国立文楽劇場 平8