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公演プログラム

                

ここでは、昭和初期の公演プログラムを紹介する。明治期に観劇の手引き書 文楽草紙から始まり、冊子型番付、プログラムとして今日に繋がる。昭和期のものは表紙が賑やかであるので、演目に因んだものを幾つか示す。



   

四ツ橋文楽座落成記念 初春興行

先代萩、三番叟、双蝶々曲輪日記、平家女護島、廓文章 昭和5年1月 四ツ橋文楽座 

大きさ 四六版(188mm×130mm )

                   

                              

四ツ橋文楽座 興行 

 大きさ 四六版(188mm×130mm )

妹背山婦女庭訓

昭和5年3月

伊達娘戀緋鹿子

昭和5年8月

近江源氏先陣館

昭和7年1月

心中天網島、蘆屋道滿大内鑑

昭和7年3月

一の谷嫩軍記

昭和7年7月

義経千本櫻

昭和9年4月

御所桜堀川夜討

昭和11年10月

仮名手本忠臣蔵

昭和13年10月

娘景清八嶋日記

昭和14年1月

                   

                        

文楽座 二部制興行

昭和8年5月 四ツ橋文楽座

昼の部  午後1時から5時10分まで

薫樹累物語、岸姫松轡鑑、戻駕色相肩

夜の部  午後6時から10時45分まで

白石噺、廿四孝、花上野譽碑、

増補忠臣蔵

               

                

時局物

昭和7年4月 四ツ橋文楽座

       

表紙

         

裏 広告面

                 

                

文楽座 引越興行

                     

昭和6年9月

帝国劇場

昭和8年7月

東京劇場

昭和11年7月

歌舞伎座

昭和13年9月

明治座

              


 参考: 義太夫年表 明治篇、国立文楽劇場上演資料集 25 伊賀越道中双六、私説 昭和の文楽