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特集 19

六代土佐太夫 その三 2009年11〜2010年2月

          

 第19回特集は、引き続き六代土佐太夫の音源を聞いていただきます。大正14年頃と昭和12年頃に発売されたレコードで七代野澤吉兵衛(吉三郎)とのものです。前半は、得意とした語りもの伽羅先代萩「御殿」で、飯炊きの一部が残されています。旧式の録音ですので、ノイズで聞き苦しい点はご了承下さい。また後半は、季節はずれではありますが、「宿屋」の朝顔(深雪)のくどきのところです。これは電気吹込で比較的状態が良く、六代土佐太夫の語りを十分楽しめます。音源はレコード1面単位で載せます。テキストは「義太夫全集」(日本音曲全集)、浄瑠璃名作集(日本名著全集)など、その他については上演資料集や四代越路大夫の表現」などを参考にしてください


音源再生をするためには、PCにソフトウエアQuickTimeが入っていることが必要です。

(なければ最新QuickTimeがこちらから無償で手に入ります。QuickTimeインストーラをダウンロード後、インストールしてください。)


六代竹本土佐太夫・四代野澤吉三郎 伽羅先代萩 政岡忠義の段 

ニッポノホン盤 (大正14年 発売)

六代竹本土佐太夫・七代野澤吉兵衛 朝顔日記 宿屋の段 

キング盤 (昭和12年頃 発売)

音源